タイトルのとおりですが、気の迷いでカッテージチーズをフライパンで焼きました。
すでに夏バテ気味なのか、ちゃんとした料理をする気が起きず、
なんでもつまみになりゃいいやとばかりに。

オーブンでお肉やパンに載せて焼いたりされてる方は見かけますが
あんまりそのまま焼きましたってレポートないんだね。

焼いてみたのは低脂肪タイプのカッテージチーズです。
フライパンにパンケーキぐらいのサイズに広げてガンガン中強火で焼きます。

まず、とりあえず、溶けます。
じゅわーーと溶けてさらさらの練乳のようになり、でも混ぜるとチーズらしい粘り気がちゃんとある。
もうしばらくするとブクブク大きく泡立ってきて、ホワイトソースを作ってるような感じ。
それでもまだまだ加熱し続けると、かなり煮詰まってはくるけどなかなか固形にはならない。

これ以上やると蒸発してなくなりそうだってところで火から下ろす。
ほんのりチーズっぽい黄色みを帯びたとろとろの液体、まったくカッテージ感はない。

少し冷ましながらしばらくスプーンで混ぜてると、だんだん固まってスプーンにねばりついてきます。
フライパンに残った部分も、とろけるスライスチーズを焼いたときのように
薄っすら茶色いおこげというかパリパリした感じになる。

最終的にけっこうがっつり食べごたえのありそうな塊になります。チーズらしく糸も引きます。
シャバシャバ汁のおもかげは全くないです。

広がったまま固まると集めるのが大変なので、火からおろしたら一生懸命かき混ぜつつすばやく一箇所に集めるのがよい。

味はこれまたカッテージ感まったくないです。
モッツァレラやカチョカバロ、はたまたラクレットのような、もっちりとした食感にミルキーな風味。
ピザに乗ってても違和感がない、糸引くマイルドな王道チーズになります。
さけるチーズをさかずに食べたときの噛みごたえにも近い。

冷めると歯が持ってかれるほど固くなるので、ほんのりあったかいうちにどうぞ。