NYナンダカンダ

右も左も分からない海外赴任マンの奥様

E2ビザの申請書類を作るにあたって。

うちは法律事務所のワークシートに必要事項を記入して、プロに清書していただく形だったので
実際になんという提出書類になったのかすぐに出てこないんですが、
その程度の感じで参考にしてください。

E2ビザの申請に必要な書類、奥様はそんなに難しいことはないです。
ただ、ウソや適当は書いちゃいけないということで、
これは調べないと書けなかったな〜というのをメモっとくと...

・両親の生年月日などの情報
うちの両親は海外に出たことがない人たちで、パスポートも持ってない。
ですので、氏名のローマ字表記ブレとかは気にしませんでした。
(自分の旧姓表記にあわせました)
うちは母がすでに他界していますが、関係なく両方の生年月日を書きます。

・自分とだんなの出生地
わたしはたまたま手元に古い戸籍抄本の写しがあったのですぐわかりましたが、
出生地=出生届を出した土地のことのようで、住んだ記憶もないようなとこだったりします。
実際だんなの出生地は、なんで?というような縁もゆかりもない区。
実家があるとこでしょ、ぐらいの認識だと違う可能性があります。
違っててやばいのかどうかわかりませんが、正確を期すなら戸籍を見てからにしよう。

・職歴
E2本人のだんなはがっつり過去の経歴を書く必要があるのですが、
奥様は、現職の情報だけでいいと言われました。
わたしは、派遣から正社員登用になったりした経緯があるので、
書き方に悩んだのですが、必要ありませんでした。

・アメリカへの渡航歴
過去アメリカに来るとき、10本指の指紋採取をしたことがあるか、という質問に一番困った。
そんなん一っっ切覚えてない。

わたしの渡米歴は、ハワイに数回だけだったのですが、
最後にハワイに行った年にちょうどテロの影響やらで指紋採取が義務付けられ始めてたようで、
そのGoogle様情報だけを拠り所として、採取歴ありとワークシートには記入しました。

最終的に、出来上がった資料にはその記載は見当たらなかったので、
郵送でビザ更新を希望する人だけに影響する項目かもしれません。
不安な方は必死で調べてみてください。
(役立たず〜)

以下、ざっくりのスケジュール。

・ワークシートを埋める→法律事務所に清書してビザ申請書類を作ってもらう
【9月後半から書き始め、チェックを経て11月後半に夫婦分校了】

・ビザ用の写真を撮影、これもあわせて事務所に提出
(池袋のビッカメ写真館で手際よく撮ってもらえた。CD-ROMをくれるのであとからその辺の写真プリント屋さんで焼き増せて助かった。オススメ)

・会社の情報を集めた資料、ビザ申請書類、写真また出せと言われたので焼き増したやつ、自筆のサイン(適当、わたしは酔っ払ってするクレカのサインと一緒)を入れた表紙みたいなやつをまとめてお国に送付
【11月末完了】

・面接の連絡くる
【12月上旬にきた】

申請資料を提出してから面接の連絡が約10日と意外と早かったので驚き。
面接は年明けになるとばかり思っていたよ。

というわけで、現在のステータスは面接の日程調整手前。

奥様が気になる引っ越し作業についてはまた書きます。

ビザの手続と並行して進めたのが、健康診断と予防接種の手続き。

健康診断は出国の2ヶ月前と言われたので先送りにすることに。
予防接種は、現時点でアメリカだと義務付けられているものはないみたいですが
万一に備えて、破傷風と麻しんを受けることになりました。

どちらも、子供の頃に受けていると20代そこそこなら免疫が残ってることもあるそうですが
基本的には30超えたらもっかいやっとこうという感じらしい。

破傷風はめちゃくちゃ痛いと(ググって)知ってたのでドキドキしてたんだけど、
採血より平気なぐらいだった。

在庫の関係で、麻しんは風しんとの混合ワクチンだったんですが、こっちのほうが痛かったよ。
針を刺すときはこれも採血ぐらいのチクリだったけど、クスリが入ってくるときずっと
チク〜〜〜っとしてました。
こっちのほうが痛いですね、とお医者さんに言ったら、そうですね、とあんま興味なさそうだったので
やっぱり人それぞれなんでしょう。

カルテ代とか含め、あわせて2万しないぐらいでした。

あとから、当たるとちょっと痛かったですが、熱が出たり腫れたりはしなかったので
あまり心配いらなかったです。

お酒はがまんしました!えら〜い!

前回のまとめ

・だんなはE2ビザ
・E2の配偶者はアメリカで仕事してもいい
・ラッキーとばかりに、だんなの会社に復職し小銭稼ぎをもくろむわたし

会社からも許可をもらい、NYの最低賃金はいくら、みたいな話まで進めていたある日。

「ごめん、すぐには働けないわあなた」

なんと、E2配偶者ビザゲットだけでは、配偶者はダイレクトに現地でお仕事開始してはいけないのであった。
労働許可証(EAD)なるカードを、渡米後取得して、はじめて向こうで仕事していいのであった。
その取得にかかる期間、3ヶ月以上!!!

えらいこっちゃ。

正直そのブランクは一切考えてなかったので、焦って会社にニートは困りますと訴えたが
法律だからしょーがねえとバッサリ。まぁそうですよね。

※家族連れ赴任初いうても会社なんだから多少ノウハウあるでしょうと勝手に思ってたよね。
 マジでなかったよね。ここで自分の意識もバッサリ切り変わりました。

このEADは、まだ自分も渡米してないので未知の世界ですが、
今の時点でわかってることをいちおまとめておきます。

・渡米してからじゃないと申請できない。
・取得できるまで、申請してから90日以内とか言われてるらしいけど曖昧。
・申請してから取得できるまでに出国するのはリスクがあるという意見あり。
(出国する=労働意思なし=却下されるおそれあり)

つまり数ヶ月は完全にニートするしかないみたいなので、
向こうでEAD取ってお仕事しようと考えている奥様はご注意くださいね。
わたしは、しばらく日本に帰ってようかな、なんて思ってましたがそれもできなさそうなので。

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